全と個
よく、「全は個にして個はまた全なり」 というように、個々の個は全につながっています。
例えるなら、胃の一つの細胞は、胃全体を構成する「個」です。
個々の細胞は個としての働きはしますが、 胃としての「全」の働きはできません。
一つの細胞は、個の細胞としてしか動けないのです。
しかし、これが集結され、胃という一つの形になっていきます。
そして、中心、脳からの指令に基づいて立体的な活動をするとき、全としての大きいな力を出すのです。
こうして胃としての役割を果たすようになるのです。
胃なら胃、心臓なら心臓という一つの形を造り、本来の役割を果たすようになります。
一つの役割を果たすようになったものを、組織、あるいは集団と呼ぶのです。
一人ひとりの力を、”神意成就”という一点に集中すれば、大きく拡大できるようになります。
協同一致 ・ 一体化 とは、小さな個の力を集結して、大きな全の働きにすることをいいます。
協同一致・一体化には中心確立が必要です。
中心が確立され、間違いのない方向付けによって一体化することが大切です。
そうするとその力は恐るべき力として活動する。そのものが持っている本来の力を発揮するようになる。
そのものの本質が発揮されるようになることが協同一致の神髄なのです。
ある方向付けに対して一大集結をし、「よしやろう」となると、そこには新たに大きな力、真力が出てくるのです。
摩訶不思議な力が出てきます。
とてもできないだろうと思っていたものでも成就してしまうのです。 そういう真力が出てきます。
そうなると、今度は組織の中の個に真力が発揮されるようになります。いわゆる、天佑神助が個々に働いてきます。
つまり、一人ひとりに真力が発揮されるようになります。(御守護を頂く人が増えてくる)
奇跡を頂く人が増える。これは、ますます発展する、という善循環が起こってきます。
こうして、世の救われが広範囲になっていくのです。
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